関心




こんにちは、タチバナです。

今回は、前回の記事でお伝えした「相手に関心を伝える」具体的な方法について書いていきます。

相手と仲良くなるためには必須の項目なので、是非マスターしてください。

これができるようになると、相手が話に乗ってきやすくなるので、初対面の緊張した状態でも会話が大分楽になりますよ!

相手に関する質問は「あなたを知りたい」というメッセージ

あなたは、相手がどんな行動をとったときに「あ、この人自分に関心があるんだな」と思いますか?

ほとんどの人が「自分に関することを聞いてきたとき」だと思います。
関心がなければそんなこと聞いてきませんからね。

ですがこれは、お互いが何かしらの関係性があるという前提が必要です。
例えば共通のコミュニティに属していること。
クラス、サークル、職場、自治会、オンラインサロン、特定のグループなどですね。

もう一つ例を出すと、1次的に同じ目的で集まっていること。
例えば、知人の結婚式の2次会、合コン、何かの大会などです。
また、美容院やリハビリ施設など、長い時間お客さんとサービス提供者が接することになる場面でも適用されます。

それに対して、自分と何の関係もない人から「あなたの趣味は何ですか」と聞かれても「え、何この人?」と怪しく思っちゃうだけですよね。
いわゆるナンパになってしまいます。

自分と何か関係性がある人から聞かれれば、「自分と親しくなりたいのかな?」と正しく意図を汲み取ることができます。

どういうことを聞けばいいのか

質問内容は、お互いの距離感によって変えていくことが望ましいです。
まだお互いのことを知らない段階ならば軽めの質問、距離が縮まってきたならば少し踏み込んだ質問、というようにです。

それを無視していきなり「好きな人いるの?」などの踏み込んだ質問をされても、相手は戸惑ったり引いたりしてしまいます。

軽めの質問例
  • どんな食べ物が好きか
  • 部活は何をやっているか、やっていたか
  • 休日は何をしているか
  • 漫画は何が好きか
  • スポーツは何が好きか
  • YouTubeで何を見ているか
  • お気に入りの映画はあるか
  • どんな歌手の曲を聴くか
  • 出身校、出身地はどこか
  • 犬派か猫派か
  • どんなお酒が好きか(大人のみ)

答えても差し支えのない、好みなどに関する質問がメインになります。

また、軽めの質問の段階では、アニメやアイドルなどのオタク的印象の趣味のことは聞かないほうが無難です。
人によっては印象が悪くなります。

少し踏み込んだ質問例
  • どこに住んでいるか
  • 好きなアニメはあるか
  • 好きな芸能人は誰か
  • 良く遊びに行くところはどこか
  • 今ハマっているものは何か

異性に関することなどの結構パーソナルなことに関する質問は、この段階でするのがおススメです。
また、住んでいる場所などの個人情報に関わるような質問もこの段階です。

カナカナ

確かにまだ仲良くなっていない人に住んでいる場所を教えるのは、ちょっと怖いというか、抵抗がありますね。

ノボルノボル

ハマっているものだって、仲良くなっていない人にはあんまり教えたくないかも。
自分をさらけだすことになるもんなあ。

タチバナタチバナ

距離感が縮まってないと、折角レアな情報を話してもらっても話が広げにくいしね。
段階を追っていくのが大切なんだ。

タチバナタチバナ

ちなみに間を置かずに次々質問しちゃうと、尋問みたいになって相手も疲れちゃうから、たまに「自分は~なんだよね」と、質問内容に関連した自分のことも話してあげると会話のバランスが良くなるよ。

ノボルノボル

ここでも自己開示が大事なんですね。

カナカナ

相手がその話を拾ってくれたら、そこからお話が広がりそうですしね。

2回目以降に話すときはこれを使おう

2回目の会話

1回話しただけでは、相手と友達や仲間と呼べるまでの距離感や信頼関係を築くのは難しいです。
何回か顔を合わせて、会話の回数を重ねていくことで段々と仲が深まっていきます。

そこで、2回目以降に使える、相手に関心があることをアピールできるテクニックを紹介します。

相手が以前話していたことに関係のある情報や話題を伝える

例えば、以前相手がミュージシャンの星野源さんが好きだ、と言っていたとします。
そこで「YouTubeで星野源の新しいMVが流れていたよ」と教えてあげれば、相手は「自分の好みを覚えていてくれたんだ」と、あなたに好印象を抱くでしょう。
すると、「そうなんだよ、今度新曲出るんだよね。めっちゃ楽しみなんだ」と話が広がるかもしれません。

また、「前話してたあれ、どうなったの?」と進捗や結果を聞くのも有効です。
人は自分の話の内容を覚えてくれている人には好感を抱きます。

ノボルノボル

取引先の人が、自分が楽天イーグルスが好きってことを覚えてくれていて、話を振ってくれると嬉しいですもんね。

カナカナ

私も、私が犬や猫が好きってことを覚えていてくれて、ネットで見つけた可愛い犬猫の写真を見せてくれたら嬉しいもん。

タチバナタチバナ

自分に純粋に関心を持ってくれているんだ、って感じるよね。

相手の変化を見つけて伝える

例えば、相手が髪を切ったり、いつもと違う服装をしていたりしていたとき。
「あれ、髪切ったの? サッパリしていい感じだね」、「その服新しく買ったの? いいね、それ」と気づいてあげて声をかけてあげましょう。
自分のことをよく見てくれているんだな、と相手はあなたに好印象を抱きます。
一言「いいね」を加えるとさらに効果的です。

人は自分の変化に気づいてもらえて、褒めてもらえると嬉しくなるものです。

ですが、ここで注意点です。
悪い意味での変化には指摘されると心証を害してしまうこともあります。
例えば、顔にニキビができてしまった、髪が薄くなってしまった、などです。
仲が深まっていないうちは、これらのことは話題には出さないであげたほうが相手への思いやりになります。

まとめ

  • 相手に「あなたに関心がある」と伝えるには、相手に関する質問をする
  • 質問内容は、距離の縮まり具合によって変える
  • 2回目以降に話す際は、相手が以前話していたことに関することを話したり、相手の変化に気づいてあげたりすると効果的