
こんにちは、タチバナです。
前回の記事に続いて、今回はコミュ障の治し方について書いていきます。
コミュ障で苦しんでいると、「治すのは難しいのかな~」ってつい思っちゃいますよね?
でも実は治し方はシンプルなんです。
やり方さえ覚えて実践を続けていれば、少しづつ改善されていきますよ!
コミュ障状態になる理由
人がコミュ障状態になってしまうのには理由があります。
前回の記事で「育った環境や本人の性格などが強く作用していると思われます」と書きましたが、もっと根本的な理由があるんです。
それは、「正しいコミュニケーションの知識がないから」です。
知らなければできないのは当たり前なんです。
日本の学校教育では、授業などで特別に時間を取ってコミュニケーションについて教えるということはしません。
家庭や保育園、幼稚園などで初歩レベルを教わるかもしれませんが、その後はほぼ本人任せになってしまっているのが現状です。
そうなると、ほとんど実体験を通して学んでいくことになります。
例えば、朝学校に登校したら先生に挨拶をする、人に迷惑をかけたら謝る、困っている人を見かけたら助けてあげる、など、こういう場合はこうする、という断片的な事例に基づいた社会のルールやマナーは教わります。
いわゆるケーススタディですね。
ですが、相手に好まれる話し方や聞き方、人との関係性維持の仕方、人の感情の動き方などのコミュニケーション上重要な基礎知識は特に教わりません。
なので、体系的な知識を得ることができず、つまづいてしまう箇所が所々出てきてしまうんですね。
つまづく箇所が多い人は段々人と関わること自体が苦手になって、やがてコミュ障と呼ばれる状態になるわけです。
実体験を通して学ぶとなると、得られる知識は「こういう場合はこうすればいいんだな」という、やはり断片的なものになってしまいますし、人によっては学ぶべきポイントに気づかずにスルーしてしまうこともあります。
例えば自分が友達に冗談で水をかけて、相手が笑ってくれると思ったらキレられた場合。
「こいつはこういう冗談は嫌いなんだな、人によって受け入れられる冗談って違うんだな」と気づかないといけないのに、「こいつつまんねー奴だな」と思って何も学ばないこともあり得ます。
だからコミュ力は人によって全然違うんです。
差が生まれてしまうんですね。
コミュ障を治す仕組み

ならば、どうすればコミュ障を治せるのか。
もうお気づきですね。
そう、「正しいコミュニケーションの知識を基礎から身に着ける」ことです。
断片的でなく、きちんと体系化された知識を。
そして、「それを体で覚えて実生活で実践できるようになる」こと。
よくネットの情報や本を読んだけどコミュ障は全然治らなかった、という意見を目にしますが、知識を頭に入れただけでは意味はありません。
実際に使えるようにならなければいけないんです。
例えばサッカーのリフティングのコツを知識として知っていても、実際にできなかったら意味ないですよね?
人から「リフティングのコツってあるのかなー」と聞かれて、「これこれこういう風にやるといいんだよ」と答えられても「そうなの!?じゃあやってみせて!」となって、できなかったら説得力なんて皆無ですよね。
人に教えることもできない。
自分が使えるようになるために仕入れた知識は、ちゃんと自身の体で使えるようになって初めて意味を持ちます。
自分で情報を求めて調べることは非常に重要なことです。
ですが、コミュニケーション能力は数学系の勉強やスポーツと同じで、実際にやってみて感覚として身に付けるものです。
なので座学だけでは絶対身に付きません。
その知識は必要なシーンで瞬時に発揮されなければいけないので、学校のテストのように決まったときに使えればいい、という類のものではありません。
TVゲームをしていて、キャラクターを右に動かすときに「方向キーの右を押せばキャラが右に動くから、右を押そう」なんていちいち頭の中で考えないですよね?
「右に動かそう」と思ったらその瞬間右ボタンを指が押せないといけないんです。
それと一緒です。
勉強して覚えて、実際に試してみて…。
これを繰り返して段々と技術として体に身に着けていくんです。
もちろん失敗することもあると思います。
ですが失敗無くして成功はあり得ません。
初めてやることなら失敗して当たり前です。
いきなりやって成功したら、それはほぼマグレです。
なのでどうか失敗を恐れないでください。
そして、覚えたコミュニケーションの知識を試す際には、ちょっとずつ試していくことをお勧めします。
いきなり多くのことを試すと、周りの人から「こいつ、どうしたんだ?」と思われてしまう可能性もあります。
折角今まで築いてきた関係性が危うくなるのは誰しも避けたいと思うので、このことは頭の片隅にでも置いておいてください。
正しい知識はどこで覚えられる?
では、その肝心の体系化された知識はどこで覚えられるのか、ということになります。
書籍だとテクニックばかりを書いているものが多く、あまりお勧めはできません。
名著と呼ばれるものも、コミュ障状態の人が読むことを前提に書いてないので中々ハードルが高いです。
ですので、僕が出来る限りこのブログを通して発信していきます。
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下記はおすすめ記事です。
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