
こんにちは、タチバナです。
知らない人とは全然話せない…。
そんな人見知りの人、結構いますよね。
かく言う僕も、かつては病的な程の人見知りでした。
知らない人は勿論、知ってる人でも話しかけられないことが多々ありました。
当時はそれでかなり苦しんだことを覚えています。
ある時の子供会の行事に、僕の母親が仕事で参加できなかったことがあったんですね。
野外での活動だったので、みんなお弁当は親に持ってもらっていたのですが、僕はそれができません。
なので、お弁当を友人のお母さんに預かってもらうようお願いするように母親から言われたのですが、僕はそれができずに木の根元に置いていた、ということがあります。
今なら平気で頼めますが、当時の僕にはメチャクチャハードルが高いミッションだったんですね。
今日はそんな人見知りの治し方について解説していきます。
まずマインドセットを変えるべし

今回は私にピンポイントな講義ですね!

そうだね。早速だけど、カナちゃんにはまずマインドセットを変えて欲しいんだ。
3つあるから順を追って説明するね。
知らない人への恐怖心を減らす
人見知りになる原因として、「知らない人が怖い」という人間の防衛本能が挙げられます。
小さな子供に人見知りが多いのはこのためです。
普通は成長するにつれて「知らない人は別に怖くない」ということを覚えて、段々と人見知りはおさまっていきますが、そうならないケースもあります。
僕も子供の頃は決まった人としか話さなかったため、知らない人に対する免疫が中々できませんでした。
なめられやすい見た目・性格だったので下級生にいじられることもあり、未知の人間に対する恐怖心はその後も根強く残りました。

…とまあ、僕もこんな感じで人見知りだったんです。

その状態からどうやって人見知りを治したんですか?

「知らない人は別に怖くない」って知ったからだね。

別に話しかけたからといって危害を加えられたこともなかったし、普通に接すれば問題ないって気づいたんだ。

でも、頭で理解していても、身体が怖がっちゃうってこと、ないですか?

それはあるね。僕もそうだったし。
だから頭だけでなく、身体にも覚え込ませなきゃいけないんだ。

どうすればいいんですか?

身体に慣れさせることだね。
それには、実際に知らない人と接する回数を増やすのが一番。

う~ん、大変そうかも…。

おすすめは接客系のアルバイトをすることだね。
強制的に接しなきゃいけないから、経験値がどんどん増えるよ。
僕はコンビニのバイトやってた。

そうなんですね。
私も何か始めてみます!
もっと図々しくなろう
僕の見解ですが、人見知りの人は「他人に迷惑をかけちゃいけない」「人から嫌われたくない」という思いが人より強い傾向にあります。
僕自身もそうでした。
このマインドも変える必要があります。

次に覚えて欲しいのは、「もっと図々しくなろう」ってこと。

確かに、カナって遠慮しがちであんまり人にもの頼んだりしないよな。

うん…。迷惑じゃないかなって思っちゃって。

いや、その逆で人は頼まれると嬉しくなるものだよ。
頼みごとをしてくるってことは、その人が自分を信頼してくれていることの表れだからね。

あ~、なるほど。
仕事でも任されると自分を認めて貰えた感がして嬉しいですもんね。

そうそう。何でもかんでも頼んじゃうのは良くないけどね。
人見知りの人は遠慮しがちだから、ちょっと図々しくなったくらいが丁度いいんだ。

じゃあ、何かお願い事をして嫌われちゃうようなことってないんですか?

そのお願いの中身が常識の範疇だったら大丈夫。
もし常識の範囲が分からなかったら、自分に置き換えてこれくらいなら快く引き受けられるな、ってことをお願いすればいい。
別に好かれなくてもいい
先ほど人見知りの人の特徴として「人から嫌われたくない」という思いが強い、と述べました。
ここについてもう少し掘り下げます。
「嫌われたくない」、ということは「好かれたい」という思いの裏返しです。
確かに嫌われるよりも好かれたほうが誰だって嬉しいものです。
ですが、現実的に誰からも好かれるということはあり得ません。
こちらが何もしていないのに理由をつけて嫌われる、ということがあります。
例えば、顔が気に入らない、声が気に入らない、話し方が気に入らない、明るいから気に入らない、暗いから気に入らない、など、人は印象だけでも誰かを嫌いになったりすることがあります。
テレビで芸能人を見たときに同じような思いをしたことはないでしょうか。
僕は結構あります(苦笑)。

と、まあ、そういう訳なので、何をしても、何もしなくても嫌われる人からは嫌われるし、好かれる人からは好かれます。

理不尽な気がしますけど、そういうもんですよねー…。

だから、気にするなってことです!

無理に好かれようと構えすぎるな、ということですね。
今日からできるトレーニング方法
ここまで、人見知り克服には、マインドセットを変えることと、慣れが必要だということを述べてきました。
慣れるためにおすすめなのは接客系のアルバイトですが、人見知り度が高くてそもそもアルバイトの面接を受けるのが高いハードル、と感じてしまう方もいると思います。

そんなシャイボーイ&シャイガールにおすすめなトレーニング法があります。

へえ、何ですか?

お店のレジで会計をしてもらったら、店員さんに「どうも~」と一言お礼を言うことです。

あー、自分は時々言いますね。
カナは言ってる?

ううん。恥ずかしいから、軽く会釈だけしてる…。

そこを声を出して簡単なお礼を言うだけでも、知らない人と言葉を交わすいい訓練になるよ。

恥ずかしいけど、頑張ってやってみます。
タチバナさんもやってたんですか?

うん、僕はもう習慣になっちゃって、言わないと気持ち悪くなるくらいになっちゃった。

自分がお客さんって立場なら店員さんに声をかけても全然不自然じゃないし、立場上自分が上な訳だから心理的にもやりやすいはずだよ。

なるほどな~。自分も緊張しますけど、女の子の店員さんに頑張って言ってみます!
まとめ
- 人見知りを治すには、マインドセットを変える
- 「知らない人は別に怖くない」ということを身体に覚え込ませる
- もっと図々しくなる
- 無理に人から好かれようと思わない
- レジで会計をしてもらったら、軽くお礼を言う習慣をつける
今回は結構ボリュームがあったので、何度も読み返して復習してみてください。
そして実践あるのみです!
あなたの人見知りが治ることを祈っています!