ネタ




こんにちは、タチバナです。

親しくない人とは、何を話したらいいかわからない…。
そんな悩みを抱えている方、結構いるかと思います。

家族や仲がいい友達と話すときは話題がポンポン出てくるのに、なぜ出てこないのか。

僕自身、コミュ障だった頃は苦し紛れの話題を出して雰囲気が微妙になり、後悔することも多々ありました。

今回は常に話のネタをストックしておける方法について解説します。

メインは「エピソードトーク」と「体験談」

人が興味を持つ鉄板の話として、「その人のエピソード」と「体験談」というものがあります。

例えば、友達から「昨日さー、ちょっとヤバい目にあったんだよね」と切り出されたら、「何があったんだ?」と聞いてみたくなりませんか?

これはそんなに親しくなってない間柄の人にも有効な手段です。
この自分のエピソードから、自分がどういう人間かを知ってもらえることもできますし、逆に相手に話してもらえれば、相手がどんな人間か分かって距離が縮むきっかけにもなります。

このエピソードの内容は、別に奇想天外なことやドラマティックなことじゃなくていいんです。
あなたの普段の生活で起こったことを話せばいいんです。

例えば、
「応援しているYouTuberの動画にコメント書いたら、本人から返信があったんだ。凄い嬉しかったよ。」
とか、
「毎週楽しみに読んでた漫画、来週で終わっちゃうんだよね。寂しいなあ。」
など、普段の生活で起きたことと、そこから感じたことを伝えればOKです。

ノボルノボル

話にオチがなくてもいいんですか?

タチバナタチバナ

うん。最後にその出来事の感想を言えば、それがオチの代わりになるからね。

カナカナ

その感想を相手が拾ってくれれば、お話が広がりそうですね。

タチバナタチバナ

そうそう。それに感想を言えば、「この人は共感して欲しくて今の話をしたんだな」って相手に伝わるから、仮にその後沈黙しちゃっても、変な空気にはならないはずだよ。

エピソードトークと体験談のストック方法

こういった話をストックしておくためには、日頃から自分の身の回りの出来事に注意しておく必要があります。
「あ、これ話のネタに使えるな」と思ったら、携帯などにメモしておきましょう。

逆に「最近の出来事の中からネタにできることないかな…」と思ったら、感情をキーワードにして脳みそ内を検索してみましょう。
嬉しかったこと、恥ずかしかったこと、悔しかったこと、悲しかったこと…。
これらの感情に紐づいた出来事はなかったか探してみるんです。
意外と見つかるものですよ。

また、体験談を増やすには、自分から積極的に色々なことにチャレンジしてみることです。
もちろん、やりたくないことや嫌なことにわざわざ取り組まなくてもいいです。
少しでも興味があることには、自分で調べてやってみたり、実際に体験しに行ってみたりしてください。

雑誌やネットで話題の店に行くのもいいですし、気になっていた映画を借りて見てみるのもいいでしょう。

フットワークを軽くして、色々な世界に飛び込んでみてください。
その経験は、会話だけでなく後々のあなたを作る財産になります。

サブとして「流行りものの話題」

流行

ノボルノボル

話のネタって言うと、最新のニュースとか、流行りのエンタメ情報なんかが真っ先に浮かぶんですけど、これってどうですか?

タチバナタチバナ

流行りものの話題は、会話がすぐに終わっちゃう場合もあるんだ。
だからメインの武器にはならないね。

カナカナ

えー、そうなんですか?

タチバナタチバナ

例えば、こんな感じになることがある。

自分「政治家や官僚の接待問題が騒がれてますね」

相手「いい加減にしてほしいですよね」

自分「接待受けてる暇があったら、税金分しっかり働いてほしいですよ」

相手「本当そうですよね」

自分「……。」

相手「……。」

ノボルノボル

うわー…。これはしんどいですね。

タチバナタチバナ

これは、自分たちとはあんまり関係ない「遠い話題」だから話すことがすぐなくなっちゃうんだね。

カナカナ

自分に関係ないと、感情が出てこないですもんね。

タチバナタチバナ

そう。話の中に感情が介在してないと、出来事を話したらそれで終わっちゃうからね。

ノボルノボル

ってことは、自分たちに関係がある「近い話題」なら、話が続く、ってことですか?

タチバナタチバナ

その通り! 例えばお互いの共通のコミュニティのこととか、共通の好きなことのこととか。
そういうのだったら大丈夫。

カナカナ

闇雲に新しい話題を出せばいいってものじゃないんですね。

タチバナタチバナ

うん。ただ、まだ仲良くなる前の人とは自分との共通点が分からないこともあるから、流行りの話題はあくまでサブの武器として捉えておくべきだね。

ノボルノボル

これ、営業先でのトークでも言えそうですね。

タチバナタチバナ

そうそう。お客さんとの会話で変な空気になるとちょっとまずいから、このときする話も自分たちに関係のある話題が望ましいね。

話の幅を広げるために趣味をつくるのもおすすめ

毎日学校や会社の行き帰りだけで、そもそもそんなに出来事が起きない、という方もいるかと思います。

そんな方には、新しい趣味をつくってみることもおすすめです。
趣味が増えると、そこから派生して話題も増えるのでネタ作りには適しています。

今の時代はインターネットが発達しているのでやり方をすぐ調べられますし、道具もネットショップで揃えることもできます。

僕が自個人的におすすめするのが「料理」です。
作った後写真を撮っておけばそれがネタにできますし、作る工程もネタにできます。

相手が「今度これ作ってきてよー」と言ってきたらしめたものです。
そこからグッと距離が縮まることでしょう。

また、今の時代料理ができる人間は、男女問わず世間から評価されやすくなっています。
料理ができる、というだけで印象が良くなります。
端的に言うと、モテにも繋がります(笑)。

別に凝った料理でなくても、おつまみや、簡単な料理からでもいいので始めてみてはいかがでしょうか。

まとめ

  • 話題の鉄板は、「エピソードトーク」と「体験談」
  • トークネタをストックしておくには、①日頃から身の回りの出来事に注意しておく、②自分から色々なことに挑戦してみる
  • 流行りものの話題は、自分たちに「近い」話題を選ぶ
  • 話の幅を広げるために、新しい趣味を始めることもおすすめ

話のネタになるものは、案外自分の近くに転がっているものです。
逃さずキャッチして、生かしていきましょう!